コロナの時代の野球観戦

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コロナの蔓延で異例のシーズンに

今年2020年は本来ならオリンピックが東京で開催されるはずが、世界中を襲ったコロナウィルスの蔓延で2021年に延期。

プロ野球の開幕も当初は無観客でスタートするなど、全てにおいて異例のシーズンになっています。

7月に入ってようやく、条件・制限付きながら観戦ができるようになったプロ野球の試合を観に行って来ました。

関西独立リーグ公式戦

堺シュライクスvs大阪06ブルズ

2020年7月5日 今年オープンしたくら寿司スタジアム堺に関西独立リーグの堺シュライクスvs大阪06ブルズの試合を観に行きました。

入場の際に検温と手の消毒を済ませてスタンドへ。大阪コロナ追跡システムの登録も忘れずに…

この日の観客動員は500人を越えていたそうですが、3000人収容の内野スタンドにはまだ余裕がある状態。

マスク着用のルールの徹底と屋外球場ということもあり、コロナ感染の心配はなさそうに感じました。

久々の野球観戦はやっぱりいい…

なかなか盛況

心配された天気もなんとかもちました。

この新球場はスピードガンの表示もあり、よりプロ野球らしい観戦が可能に…

ナイター照明や電光掲示板も
試合終了

試合はホームチームの堺シュライクスが勝ちました。

大阪06ブルズ 3-5x 堺シュライクス

パ・リーグ公式戦

オリックスバファローズvs北海道日本ハムファイターズ

2020年7月19日 京セラドーム大阪に待ちに待ったNPBの試合観戦。

最大5000人までの入場制限があります。

人がいない

チケットを受け取って中に入ると…

人がいない…

やはり平常時ではないことを実感しました。

レフトスタンドから

普段は応援団がいるレフト下段席から。

ホームランをキャッチしようと待っていましたが、飛んで来ませんでした(笑)

鳴り物の応援がなく、なんとなく普通の声で同行者と会話するのも遠慮がいるような雰囲気…

ただ、こんなに離れていても投球がミットを叩く音や打球音がしっかり聞えます。

オリックスのベンチから伏見選手のヤジも…(笑)

これはこれで、悪くないように思いました。

オリックスバファローズが勝ちました。

北海道日本ハムファイターズ 3-5x オリックスバファローズ

試合終了後は規制退場でしたが、特に待たされることもなくスムーズに退場できました。

セ・リーグ公式戦

阪神タイガースvs中日ドラゴンズ

2020年7月19日 甲子園球場

早めに着いたので甲子園歴史館に…

初めてなので、普段がどうなのかはわかりませんが、人が少なくて冷房が効いていて快適でした。

今日は奮発してSMBCシート(3塁)です。

最大5000人の入場制限中

というのも、ドラゴンズのアリエル・マルティネス選手が支配下登録されて1軍メンバーとして甲子園球場に!!

キューバから来日して以来、ずっと応援してきた選手です。

彼に直接挨拶するにはグラウンドレベルのチケットが必要で…(笑)

この日、応援に行くと伝えていたので、顔を見せに行くと練習の合間に笑顔で迎えてくれました。

試合前は忙しい

210番のまま

注文している新背番号57のユニフォームが届かなかったので、育成時代の210番のTシャツで応援です(笑)

5番キャッチャー

5番キャッチャーで先発出場!!

アリエル・マルティネス捕手

試合前にもう1人

今年ドミニカ共和国から来日したルイス・ゴンサレス投手にも挨拶できました。

「ガンバッテ、ガンバッテ」と覚えたての日本語をにこやかに披露してくれました(笑)

ルイス・ゴンサレス投手
ゴンサレスとアリエル

アリエルとゴンサレスのバッテリーも見れました。

ドラゴンズ劣勢で長い試合になりそう…

というわけでナイター観戦にはビールと焼き鳥です(笑)

ご一緒したキューバ野球ファン仲間のMさんがキャッチしたファウルボールを次男坊に譲ってくださいました。

雰囲気のある甲子園球場の外観

試合は一方的な展開で阪神タイガースが勝ちました。

中日ドラゴンズ 3-11x 阪神タイガース

コロナの時代の野球観戦

一時は今シーズンの開催すら危ぶまれたプロ野球…

無観客での開幕を経て、どうにか我々ファンが球場で観戦できるようになりました。

関西独立リーグの試合では応援団(堺シュライクスの仁徳會)はいるものの、鳴り物応援、大声も出せず苦心の応援…

NPBの試合には応援団の姿は無く、こちらも大声での声援は禁止…

かなり違和感のある野球観戦です…

特に甲子園球場では、タイガースの攻撃時にスピーカーから録音された声援が流されます。

テレビ観戦の時はそれほど気にならなかったのですが、現地だと人がいないところからの歓声にはかなり違和感がありました…

ただ、悪いことばかりでもありませんでした。

どの試合も座席間が空いているおかげで荷物を置くことができ、ゆったりと観戦できました。

これは実はかなり快適。

また、打球音やキャッチャーミットの音が響き、時には選手たちの掛け声までが聞こえるなど新鮮な面もありました。

コロナが収束して通常の状態で観客が入れるようになっても、時には「球音を楽しむ日」があってもいいのではないでしょうか。

さて、7月も半ばを過ぎ、再びコロナの陽性判定が連日過去最多を更新するなど、まだまだ終わりが見えません…

8月も最大5000人までの入場制限の継続が決まりました。

なんとか、球団とファンが互いに工夫を凝らして、このコロナの時代にもプロ野球の試合が存続していってほしいと思います。

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