堺シュライクス開幕戦を見事勝利
2019年3月31日(日)
今期から関西独立リーグに新規参入した堺シュライクスの開幕戦を観戦した。
同リーグの06BULLSのホーム球場 花園セントラルスタジアム

近鉄東花園駅から徒歩10分ほど。

野球場のすぐ側にこの秋開催のラグビーワールドカップの試合会場の1つ花園ラグビー場。

この日はあいにくの空模様で肌寒く桜の木も寒そう。

花園セントラルスタジアムは06BULLSの本拠地なので当日券のデザインも06BULLS仕様。
この日は2試合が行われ、まず10時から06BULLS vs 和歌山ファイティングバーズの試合。
14時から堺シュライクス vs 兵庫ブルーサンダーズの試合が行われた。

筆者が球場に到着したのが13時過ぎ。
すでに1試合目の06BULLS vs 和歌山ファイティングバーズの試合は終わっていた。
ちょうどファンが入れ替わる時間だったからか、時折雨が降り真冬に戻ったかのような天候のせいか、リーグの開幕戦にしてはあまりにも観客が少ないように感じた。
筆者は昨年同球場でウェスタンリーグのオリックス vs ソフトバンクホークスの試合を観戦したが、その時はスタンドがほぼ埋まっていたことを思うと、やはりまだまだNPBとは人気の面でも大きな差があるようだ。
そんな中スタンドでは設立記念パーティーでの約束通りトミーズ雅さんが悪天候の中最後まで堺シュライクスの戦いぶりをを見守っていた。

審判が主審と1塁審の2名で運営されていることに驚いた。

オープン戦を初戦から4連敗の後、残り2戦を連勝で迎えた堺シュライクスの公式戦初ゲーム。
1回表堺シュライクスの先発吉田亘輝投手
立ち上がりの先頭バッターにいきなりクリーンヒットを打たれた時はどうなるかと思ったが、伸びのあるストレートで後続を断ち切り無失点スタート。
その裏堺シュライクスは先頭の丹羽が三振に倒れるも、エラーと死球でチャンスを作ると4番神原が見事に先制のタイムリー。
続く5番松本もタイムリー。その後も打線が繋がり4点を先制。
2回以降もシュライクス打線の勢いは止まらず、ブルーサンダーズの投手陣を攻め立て5回まで毎回得点。
7回にも2点を追加して終わってみれば17安打12得点と打線が大爆発。
対するブルーサンダーズは4回に6番甘露寺がレフトへ豪快な反撃の2ラン。
6回には疲れの見え始めた堺シュライクス先発の吉田亘輝に連打を浴びせ4点を返す。


堺シュライクスは7回をサウスポーの野井、8回を当ブログ初の選手紹介に登場してくれた安田投手と継投で逃げ切りを計る。
9回表はサウスポーの斎藤。
ブルーサンダーズ打線の粘りで2点を失うもなんとか逃げ切り、両チーム合計30安打の乱打戦を制し
堺シュライクスは新規参入初年度の開幕戦を見事勝利した。

堺シュライクス 12-8 兵庫ブルーサンダーズ


試合後は選手の皆さんがファンをお見送り。
選手とファンの距離が近いのも独立リーグの大きな魅力。
この中からNPBに巣立つ選手をぜひ見てみたい。

チームの勝利に嬉しそうな松本オーナーと夏凪代表もファンをお見送り。
公式戦初勝利おめでとうございます。
初観戦の関西独立リーグの試合。
チームも選手もまだまだ発展途上だとは思うが、筆者が想像していたよりもレベルが高いと感じた。
今後の野球観戦の選択肢が1つ増えた。