ついにキューバで野球観戦その4~サインボールが12個~

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前日の興奮のまま寝たか寝ないかよくわからない状態で迎えた翌日。

QさんとQさんのキューバ人の知人Dさんと合流。

お二人がまた凄いところへ案内してくれた。

なんとビクトル・メサ監督のお宅に立ち寄らせていただいた。

ビクトル・メサ監督といえば侍ジャパンマッチ2012「日本代表vsキューバ代表」2013年第3回WBCキューバ代表2015年第1回WBSCプレミア12キューバ代表の監督を務めた人物である。

大きなジェスチャーで選手を鼓舞する姿を覚えている方もいるのではないだろうか。

あいにくこの日は監督はご不在だったが、記念品などの展示スペースを見学させていただいた。

数々の展示品

ビクトル・メサ監督は日本の社会人野球のチームでもプレーされており、当時のものと思われるトロフィーや楯も展示されていた。

遠いキューバで日本語の書かれた記念品が今も大切に飾れれているのを見て非常に嬉しく感じた。

ここでご馳走になったグァバジュースの美味しさが忘れられない。あのジュースを飲むためにもう一度ハバナに行きたいくらいだ(笑)。

メサ監督邸を辞してタクシーを拾える通りまで少し歩いた。

ハバナの旧市街の観光地に比べるとこの辺りはのんびりした雰囲気。

ただ暑い…。

タクシーを拾える通りまで出ると配給所と消防署があった。キューバではまだ配給のシステムが残っている。

配給所
消防署

キューバの地元の人々の足の1つに乗り合いタクシーがある。

これは筆者のような外国からの観光客が利用するタクシーとは違い、乗車スペースがあれば同じ方面に向かう人々を通りで拾って行くシステムのようだ。

筆者にはどのクルマがそのタクシーなのか皆目わからなかったがDさんがうまく停めてくれた。

クーラーもついていないオンボロのクルマに見ず知らずの人とギュウギュウ詰めで汗をかきながら乗車したのも良い思い出だ。

Qさんによると、通りの名前と乗り合いタクシーが走っているところさえ覚えれば安価で簡単に利用できる便利な足であるらしいが…。

現地通のQさんがいなければ筆者達だけではとうてい利用できなかっただろう。

ハバナの旧市街で待ち合わせたヤレニスさんがこの日も球場まで連れて行ってくれた。

座席は前日と同じ場所を確保してくださっていたが、2日目はチケットを購入して一般の入場口から中へ入ってみた。

チケット
売店

入口すぐの右手に売店があり興味はあったのだが、うっかり何かを食べるとお腹を壊すかもしれないというQさんの忠告を守って缶ジュースだけにしておいた。

なにやら美味しそうな匂いがしていたのだが…。

実は前日ヤレニスさんを通じて無理なお願いをしておいた。

2ダース新しい練習球を持参したのだが、そのうちの1ダース分を選手が試合か練習で使用した古いボールと交換してそれらに選手のサインを入れてもらえないかと…。

この日の試合前にヤレニスさんが引き取って来てくれたビニール袋の中には…。

なんとグラウンドの土の汚れ(筆者には汚れではなく宝)がついた寄せ書きのサインボールが12個 !!!

選手の皆さんは「なんて欲張りな日本人だ」と思われたことだろう。

筆者はボール1つにそれぞれ1つずつのサインと思っていたので全部が寄せ書きのボールになっていて驚いた。

ヤレニスさんはお子様たちを預けてわざわざ来てくださっていたので、試合前にここでお別れ。

2日間初対面の日本人のために労をとってくださったヤレニスさんに

No tengo palabras para agradecer.(何とお礼を言ったらいいか)

と辛うじて覚えていたスペイン語を…。

もっともっとたくさん彼女と話をしたかったなと思う。

次回までにはスペイン語をもう少し話せるようになっておきたい。

寄せ書きサインボール

QさんとDさん、同行のK君に1つずつ選んでもらい残りの9つのボールは筆者が持ち帰った。

ハバナの空気を思い出させてくれる大切な宝物。

南国の陽射し
熱心な観衆
日程表

この日はデーゲーム。暑かったがナイターとは別の美しさ。

試合は前日同様ホームチームのLeones de Industriales (レオネス・デ・インダストリアレス)が勝利をおさめた。

あいかわらずスコアは覚えていないが(笑)。

チームのバス

試合後このバスで選手たちは宿舎に向かう。日本のプロ野球に比べると警備もかなり緩やか。

ここでElder Nodar Suarez(エルデル ノダル スアレス)投手の奥様と5歳の息子さんにもお会いできた。

帰りたくない筆者の気持ちを表すかのような黄昏の町

お世話になったQさんとDさんにタクシーを見つけてもらいホテルへ。お二人ともここでお別れ。

最終日にやっとベッドが2つ(笑)。

あっという間に夢のような2日間が終わり明日の早朝の飛行機で帰国の途に。

片道およそ26時間、現地滞在48時間の弾丸キューバ旅行。

たった2日間とはいえ奇跡のような御縁がつながってキューバの野球に触れることが出来た。

笑顔で迎えてくれたキューバの人々の顔を思い浮かべると今でも涙が溢れそうになるくらい素晴らしい体験ができた。

帰国後も特に何もないのに日常的に連絡をくれるキューバの友人たちは何よりもの宝物。

もう一度「行きたい」ではなく、「ここに帰って来たい」と思った旅先はキューバが初めてだ。

今後の記事でキューバの友人たちを少しずつ紹介していきたいと思う。

キューバの選手を紹介∼国内リーグSerie Nacional de Béisbol(セリエ ナシオナル デ ベイスボル)∼

この記事へのコメント

  1. 楽しく読ませていただきました。^_^
    僕のキャッチャーミットもいつかキューバに行くかもしれませんね。 f^_^;

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